グリーンセラピーで健康的な毎日を。

ガーデンセラピーについて

ちるりら保育園様の園庭デザイン

 
この記事を書いている人 - WRITER -
グリーンセラピーでは、緑や花がすべての方に親しまれる環境づくりを行う事で、植物そのものが人間関係、病気、ストレス等の社会問題の緩衝材となるよう”緑のチカラ”を最大限に有効活用したいと考えています。
■保有資格■
・ガーデンセラピーコーディネーター1級
・2級エクステリアプランナー
・ライティングコーディネーター
・福祉住環境コーディネーター2級
・ブロック塀診断士
・愛犬家住宅コーディネーター

この度ご縁がありまして、新たに開園する保育園の園庭デザインから工事まで携わりました。
9月1日より正式に開園となった、ちるりら保育園。

ちるりら保育園は、内閣府より認定を受けた
企業主導型の保育園で、新しい形で地域に貢献する保育園です。

地元岡山で物流会社を経営しているシーアール物流さんが主導となり、
スーパーを経営している山陽マルナカさんが場所を提供し、
保育事業を行っているマイスタイルさんが運営における協力を行うという形で、
地元企業の3社がタイアップし実現された保育園です。

ちるりら保育園様園庭1

園庭の設計デザインを行う上で注力したのは、
屋上での工事条件、環境条件をクリアする為の資材や施工法を活用した事です。

ウッドデッキにはエコアコールウッドという耐久性の高い木材を使用しました。
屋外でも塗装無しで20年腐らずもっている優れた木材です。

エコアコールウッドは国産の杉材を使用していながらも、
特殊な保存処理を施す事で、薬剤を使用せず高い耐久性のある木材として注目が高まっています。
エコアコールウッドについての詳細はこちらへ

屋上部はすべてアスファルト舗装がされており、
真夏になるとかなり暑い環境になる事が予想される為、
そういった環境配慮も考慮してウッドデッキを採用しました。

ちるりら保育園工事途中

現状のアスファルト舗装となっている床面からFL(フロアーレベル)をあげて、
床下に空気が流れる環境を作る事で、暑さ対策も兼ねた設計デザインとなっています。

また今回は約70種以上の植木草花を植え込みしました。

植える場所によってテーマを決めて様々な植物に親しめるように考えました。
またモミジやカクレミノ等、山で見れる植物から
オリーブやフェイジョア、ジューンベリー等の実のなる植物も植えました。

シルバーリーフ系でまとめた花壇エリアがあったり、

香りが楽しめるようタイムのマットも足元に敷いていきました。

表の花壇にはオーストラリア系の植物でまとめ、

水周りには球根類も植込みました。

手洗い場も同じ木材で統一して足元は木の葉をモチーフにした
カラフルなモザイクタイルで華やかに演出しました。


保育園の園庭の手洗いなので、遊び心を含ませつつ
ブルーやグリーン等のカラフルな色合いのモザイクタイルを2種類使用して
現場合わせにて混在させましたが、大変好評な手洗い場になりました。

そして、園庭といえば・・・砂場!!
砂場も妥協せず、ウッドデッキで造作し下地をつくって
芝生と共に遊べるスペースを設けました。

砂場は遊びのシーンに応じて床がフラットのできるよう、
蓋も造作して設置できるようにしました。

プール遊びをする時等は蓋を閉めた状態でスペースを活用する事ができます。

今回は設計段階より自動潅水の設備を計画し、設置したので
芝生を除くエリアについては自動で水やりをしてくれる環境が整いました。

水やりを手潅水で行うとかなりの時間を要しますので、これで
保育士さん方も保育に集中する事ができますよね!?

最後にデザイン設計段階につくった予想イメージパースと完成写真を・・・・

ちるりら保育園様園庭1

工事前と完成を見比べると・・・

開園祝いとして、非売品のベジトラグキッズを設置させて頂きました。
ベジトラグキッズにはパプリカ、ミニトマトをメインに食用野菜を植え込みました。
この後、子供たちの遊ぶ姿を見るのが楽しみです。


ちるりら保育園は、築港マルナカの屋上駐車場の一角にあります。

ちるりら保育園の詳細についてはこちら

興味のある方は見学してみてください!!

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グリーンセラピーでは、緑や花がすべての方に親しまれる環境づくりを行う事で、植物そのものが人間関係、病気、ストレス等の社会問題の緩衝材となるよう”緑のチカラ”を最大限に有効活用したいと考えています。
■保有資格■
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・2級エクステリアプランナー
・ライティングコーディネーター
・福祉住環境コーディネーター2級
・ブロック塀診断士
・愛犬家住宅コーディネーター