リハビリや機能訓練だけじゃない?!QOLを高めるガーデニング園芸活動
■保有資格■
・ガーデンセラピーコーディネーター1級
・2級エクステリアプランナー
・ライティングコーディネーター
・福祉住環境コーディネーター2級
・ブロック塀診断士
・愛犬家住宅コーディネーター
昨年、様々なご縁があり・・・
吉備国際大学 作業療法学科の生徒達が
「通所介護施設において園芸活動がQOLに与える影響」
というテーマにて
通常型施設と農村体験型施設での検討を実際に行った研究について、
少しばかり協力をさせて頂きました。
せっかくなので先生が研究発表の場を設けるとの事で・・・
吉備国際大学まで伺い、生徒の発表を聞き
得られた貴重なデータを拝見しました。
具体的な内容については省略させて頂きます。
グリーンセラピーとしては、
ベジトラグや栽培用土の納品から設置、
野菜の育成についてのアドバイスをさせて頂きました。
また同時期に研究に参画された
「笠井の里」様も同席されていました。
笠井の里様は、実際の研究モデルである、
農村体験型施設として現場においてデータを取られました。
笠井の里様は予てより積極的に日常生活の中に
農作業を取り入れる等の取組みをされている介護施設様です。
実はこの度の吉備国際大学作業療法学科の研究に伴い、
笠井の里様ともご縁を頂き、ベジトラグを納品させて頂いた経緯があります。
研究結果の詳細についてはここでは触れませんが、
大きく気付いた事とすれば、
やはり生活環境が及ぼす影響というのは
すごく大きく大事だという事でした。
日常生活の中で自然的に行う作業や習慣は
自ずと自身の力として宿っていきますので、
いかに身の回りの空間や環境を良くするのかがネックになります。
そういった意味では笠井の里さんで行っていることは
とても先進的でこれからの時代にマッチしているのではと感じました。
最近はいかに便利にするか、楽にできるか、ラクになるか、等が
問いただされて、あたかもそれが豊さのように言われていますが・・・
個人的には今回の研究内容の報告等を通じて
一方で不便さの中に得られるものはたくさんあると思いましたね。
さて、話は変わりますが・・・
グリーンセラピーでは倉敷市の老人ホーム様で
ベジトラグを活用したレクレーションを実施しています。
プログラムの企画や実施をサポートさせて頂いているのですが、
その経験を通じて得られた感想についてもここで紹介したいと思います。
最近の活動内容としては、
年末に植え付けを行ったホウレンソウの収穫がありました。
今季の冬は大寒波が続き、
予想以上に生育が悪かったので心配していました。
収穫時期は遅れましたが、
施設の皆様で収穫して下さり鍋パーティーに使われたとの事でホッとしました。
植付の際には多数の施設入所様も参加され
いつも賑わいの中で、植込み作業を行っています。
そんな中でお世話になっている
結幸園様からはとても貴重なご意見を頂けます。
それは、なかなか目には見えない部分での朗報です。
いつもはあまり外に出られない方が出るようになった・・・
外を気にするようになった・・・
等、数値では表せませんが施設スタッフの皆様の実感として
感じられるような変化は起きているようです。
ガーデニングや園芸活動を行う事で得られるものとすれば、
手先を動かし運動機能に作用するのはもちろんですが、
何よりも心理的、感情的な変化がみられるようになるのが
大きな特徴ではないでしょうか?!
今回少しばかり協力させて頂いた吉備国際大学における研究は
作業療法の観点からみた運動機能の改善でしたが、
もう一方の心理的な部分の側面からみても何かしらの効果があるものと信じています。
ガーデンセラピーをもっと知ってもらい
少しでも生活環境の改善、生活習慣の改善、
豊かで質の高い生活を行う為の
お力添えができればと願っています。
グリーンセラピーでは
介護施設や保育園・幼稚園等において
ベジトラグを活用したイベントや
レクレーションのプログラム企画、施工、
アフターサービスを行っております。
ガーデニングや園芸活動がQOLに与える影響を実現場を通じて
今後も検証していきたいと思います!
■保有資格■
・ガーデンセラピーコーディネーター1級
・2級エクステリアプランナー
・ライティングコーディネーター
・福祉住環境コーディネーター2級
・ブロック塀診断士
・愛犬家住宅コーディネーター